2020年8月26日(水)27(木)で福島県の会津駒ヶ岳〜中門岳(ちゅうもんだけ)へ行ってきました。
今回、駒の小屋に1泊しましたがこれがとても良かった。時間が許すのであれ駒の小屋に泊まった方が素敵な時間が過ごせると思います。素泊まりのみですが1泊¥3,000は安い。
会津駒ヶ岳へのアクセス方法
東武鉄道の「尾瀬夜行2355」に乗れば翌日日帰りも可能ですが、運行日は土日のみ。平日の日帰りはかなり難しいです。
尾瀬夜行2355を使わないアクセス方法はこちらになります。
会津高原尾瀬口駅からバスに乗って駒ヶ岳登山口まで行くのですが、道路は空いていて渋滞にも巻き込まれなかったのにバスは時刻表の予定より20分以上遅れて到着したので、計画には余裕を持った方が良いと思います。
帰りはこんな感じ。電車に乗る時に汗のニオイが気になるので、下山後は温泉に入っておきたいところです。
ただ今年(2020年)はコロナの影響でどこも営業時間が変更になっています。2020年8月時点の話ですが、「アルザ尾瀬の郷」は13:00〜だったり、燧の湯は12:30で一旦閉めたり(清掃のため)。9月以降の営業時間は未定なので、利用予定であれば必ず電話で営業時間の確認をしてください。
時刻表・温泉・小屋のリンクいろいろ
・東武鉄道 時刻表
・会津バス 時刻表検索
・尾瀬桧枝岐温泉|尾瀬桧枝岐温泉観光協会(各温泉の問い合わせ先はこちらから)
・駒の小屋公式HP
・駒の小屋 ブログ
お得に電車に乗る方法
ブログを書く時に気付いたので私は実践していないのですが、駒の小屋さんのブログにお得に電車バスに乗る方法が載っていました。これさえ知っておけば¥1,900浮いたかもしれないと思うと涙が止まりません…。
詳しくは駒の小屋さんのブログをご覧ください。(2017年の記事なのでもしかしたら仕様が変わっているかもしれませんが…)
2020年、駒の小屋は要予約&コロナ対策で宿泊人数制限中
- 駒の小屋はコロナ以前から予約が必要ですので宿泊の際は必ず電話を。
- 1泊素泊まりのみ。¥3,000。
- インスタントラーメン等売っていますが売り切れになる場合もあるので食事は持参するのが良いと思います。
- 小屋内ではマスク着用。
- インナーシュラフ、枕カバーになる手ぬぐい等、外履きサンダルは持参です。トイレは別棟なので外履きサンダルがあった方が楽チンです。
会津駒ヶ岳の地図
・駒ヶ岳登山口バス停から登山口までは舗装路。途中に近道(地図青線・舗装路ではない)があるのですが、入口が藪っぽく、刺してきそうな虫がブンブン飛んでいたので今回は通りませんでした。
会津駒ヶ岳の写真など
浅草まで移動して、朝一番のリバティ会津で2時間53分かけて会津高原尾瀬口駅まで。
駅構内の売店にいくつか駅弁が置いてあったので、それを食べながら電車の旅を楽しむのも良さそうです。
駒ヶ岳登山口バス停から登山口までは舗装路。途中に近道があったのですが、入口が随分藪っぽくて刺してきそうな虫がブンブン飛んでいたので今回は通らず。
駒ヶ岳登山口。バス停からここまで30分ほど。
ここから山と高原地図コースタイム3時間で駒の小屋なのですが、駒の小屋が見えてくるまで2時間半位はずっと樹林帯。8月下旬で暑さも厳しく、久しぶりの登山だったこともあってかなりバテました。汗を拭いたハンカチが絞れるほどの大量の汗。飲料を2L持って行ったのに道中で全部無くなってしまったという。
駒の小屋が見え始めた頃には残念ながら曇り空。
駒の小屋前にある看板。小屋番の奥様がイラストを描いているそうです。とても味のある素敵なイラストですよね。
この日は荷揚げ日だったそうで、売店にはラーメンやカレー、スープやお菓子にビールなど充実していました。お土産が充実しているのでどれを買おうか迷います。
小屋で宿泊者限定のナイスTシャツ買った🥰心にしみいる言葉やで pic.twitter.com/8jvIhAdoCB
— peach (@peach_mo) 2020年8月28日
色々迷ったのですが、夜に売店に行ったところ、夜〜早朝のみ販売(だったかな?宿泊しないと出会えない時間のみ出品)のTシャツが飾ってあったのでこれを購入。
それにしても、今年はどこの小屋もコロナ対応が大変そうです。
小屋に着いた時は曇り空でしたが、午後4時を過ぎた頃に少し晴れたので駒ヶ岳方面に散策へ。
「恐怖!すべりすぎる木道 必ずころびます」。木道、すべるよねぇ…。
しばらく進むと素敵な稜線が目の前に出てきて「わぁ〜」と声が出ます。しかしその頃にはまた雲がもくもくと。
明日は晴れると良いなぁ、などと考えながら小屋に戻ります。
夕暮れ時、小屋にはランプが灯ります。やわらかいあかりを見ていると心が落ち着きます。
夜は星を見ようと思っていたけれど、その頃には残念ながらあたり一面ガスガスに…残念な気持ちと明日の天気の不安を抱えながら20時に就寝です。
翌日04:40。外に出ると東の空が綺麗に焼けていました。
気持ちの良い山歩きが出来そうな晴れ具合にホッと胸を撫で下ろします。
朝ご飯を食べたら会津駒ヶ岳と中門岳へ出発。気持ちの良い木道をひたすら歩いていきます。
残念ながら燧ヶ岳は雲の中…。
20分ほどで会津駒ヶ岳山頂。パノラマガイドがあったけれど、山頂は笹に覆われているのもあって展望が良いとは感じませんでした。遠くは雲も多かったからかな。
会津駒ヶ岳から中門岳へ。長く続く稜線に心躍ります。
いつまでも歩いていたくなる、どこまでも続く稜線。
中門岳は広い湿原のような場所でした。
小屋から中門岳の往復は2時間ほど。
会津駒ヶ岳〜中門岳、とても素敵な場所でした。
下山の際は名残惜しくて何度も振り返ってしまいました。
この後樹林帯を下山したのですが下に戻るにつれ暑さが増して辛かったです。登ってくる方も暑くて仕方がないといった感じでした。
下山後は歩いて10分ほどのところにある温泉「駒の湯」まで歩いて行ったのですが、あまりの暑さにザックを背負いながら日傘(雨傘兼用)をさしていたら麓の人に2度見されました。山の格好をしながら日傘をさしている人なんてそういないですものね(苦笑)。
おわりに
会津駒ヶ岳、とても良い場所でした。冒頭にも書きましたが時間が許すのであれば駒の小屋に泊まるとより素敵な時間が過ごせると思います。
会津駒ヶ岳はこれから草紅葉が始まります。秋の景色もきっと素敵なんだろうな。今回は星空が見られなかったので、季節を変えてまた行きたいです。
小屋番さんにもとても良くしていただきました。ソーシャルディスタンスを取りながら楽しい山の話をたくさんしていただき、とても良い思い出となりました。
次にうかがう時は小屋番さんにワインを持って行こうかな。