今日はあの山へ

関東から電車とバスで行く登山・ハイキング

北岳テント泊登山 白根御池〜草すべり〜肩の小屋コース

2022年6月28日(火)〜30(木)で山梨県南アルプス北岳(3,193m)へ行ってきました。

1泊2日でも行ける山ではありますが、6月下旬で良いバスの便が無かったのと、連続した休みが取れたので贅沢に2泊3日してきました。

 

 

1日目は広河原から白根御池まで移動してテント泊。歩行時間は2時間30分ほどです。

 

 

2日目はまず白根御池小屋から北岳肩の小屋まで移動。歩行時間は3時間ほどです。テントを張ったら、身軽な状態で北岳に登ります。

 

 

北岳肩の小屋から北岳山頂までは登り50分、下り40分ほど。

山頂の景色を堪能した後はテント場まで戻ってのんびりしたり夕景を楽しんだり。

 

 

3日目は北岳肩の小屋でご来光を見てから撤収。

そして広河原まで一気に下山します。コースタイムは3時間40分です。

 

この行程だとテント泊初心者の方でも無理なくテント泊山行ができるのではないでしょうか

(ただし北岳肩の小屋テント場で暴風の可能性があるのできちんとテントの設営が出来るようになってからの方が良いでしょう)

 

北岳の位置

北岳山梨県南アルプス市にある山。日本の中で富士山の次に標高が高い山です。

 

今回歩いたコースと時間

コース

※この地図はブログの説明用です。実際に歩く際は山と高原地図などを必ず使用してください。

今回は白根御池ルートからの草すべりコースで北岳を目指します。

(2022年は大樺沢コースは通行禁止です)

 

 

歩行時間

※筆者の場合、休憩含まず。写真を撮るために立ち止まる事が多いので参考程度で見て下さい

・1日目

広河原〜白根御池小屋 2時間02分

・2日目

白根御池小屋〜北岳肩の小屋 2時間37分

北岳肩の小屋〜北岳北岳肩の小屋 1時間20分

・3日目

北岳肩の小屋〜広河原 3時間08分

 

 

アクセス方法

JR中央本線 甲府駅下車

甲府駅南口のバスターミナル1番のりばから山梨交通南アルプス登山バスに乗り、終点広河原で下車

 

北岳の登山口がある広河原へのアクセス方法は、説明が長くなってしまったので別記事にしました。よろしければこちらもご覧ください。

anoyama.hateblo.jp

 

 

各小屋のテント泊料金と予約の有無

・白根御池小屋

「南ぷすリザーブ」にてネット予約が必要

テント場代金 1人¥1,000、水代・トイレ代込み

 

北岳肩の小屋

2022年度は予約不要

テント場代金 1人¥1,000、トイレ代別(1回¥100)

水場はテントから15分ほどの所に有

(6月下旬時点では出ていないとのことだった)

もしくは小屋前の水道から1L¥200で購入

※小屋前水道のお水があまり美味しくない(個人の感想です)ので体力がある人は白根御池小屋でくんでいった方が良いと思います

 

 

携帯の電波状況(DoCoMoの場合)

・白根御池小屋テント場 4Gでつながる

北岳肩の小屋テント場 4Gでつながる

北岳山頂 4Gでつながる

 

 

参考:使ったお金

新宿からの交通費

※IC使用の場合です

行き

JR中央線中央本線新宿駅甲府駅 ¥2,310

(特急あずさを使用の場合 ¥3,890)

山梨交通 南アルプス登山バス:甲府駅〜広河原 ¥1,990

山梨交通 南アルプス登山バス:協力金 ¥300

帰り

山梨交通 南アルプス登山バス:協力金 ¥300

山梨交通 南アルプス登山バス:広河原〜芦安駐車場 ¥1,330

(芦安駐車場すぐの白峰会館に日帰り入浴施設があるので途中下車)

山梨交通 南アルプス登山バス:芦安駐車場〜甲府駅 ¥1,040

・JR特急あずさ:甲府駅新宿駅 ¥3,890

(鈍行を使用の場合 ¥2,310)

合計:¥11,160 ①

往復共に鈍行使用の場合は¥9,580、往復共に特急あずさを使用した場合は¥12,740になります。

 

交通費以外にかかったお金

・白根御池小屋 テント泊料金 ¥1,000(トイレ・水代込み)

 

北岳肩の小屋 テント泊料金 ¥1,000(トイレ別料金、水場は15分程の所にあるor小屋で1L¥200で買う)

北岳肩の小屋 トイレ代 ¥100×4 = ¥400

北岳肩の小屋 カレーライス ¥1,200

北岳肩の小屋 水購入 2L ¥400

 

・白峰会館(芦安駐車場バス停すぐの所)入浴料 ¥750

・白峰会館(芦安駐車場バス停すぐの所)生姜焼き定食 ¥1,000(だった気がする…)

 

甲府駅 お土産 信玄餅 ¥845

合計:¥6,595 ②

 

今回の山行に使ったお金

①+② = ¥17,755

 

 

お役立ちリンクいろいろ

山梨交通HP:甲府駅〜広河原行きバスの運行情報・時刻表・運賃などはこちらで最新の情報を確認してください

yamanashikotsu.co.jp

 

・南ぷすリザーブ:白根御池小屋のテント場は予約制。こちらのHPから予約します。

www.minamialps-yoyaku.jp

 

北岳肩の小屋:2022年はテント場の予約は不要ですが、コロナでの営業自粛などがある事もあるので出かける前は最新の情報をご確認ください

katanokoya.com

・白峰会館HP:芦安駐車場にある日帰り入浴施設&レストランの営業時間・料金などはこちらで。

南アルプス温泉ロッジ・白峰会館 - 山梨県 南アルプス市 -自然と文化が調和した幸せ創造都市-

 

日帰り入浴施設があるのは白峰会館です。バスを降りた所にある建物です。受付は2Fにあります。

 

南アルプス市観光協会HP:北岳などの登山情報が掲載されているので事前に確認するのが良いでしょう

minami-alpskankou.jp

 

 

山行記録(道中の写真など)

1日目:甲府駅〜広河原〜白根御池小屋まで

まずは甲府駅南口バスターミナル1番のりばから広河原行きの「南アルプス登山バス」に乗って移動します。

このバス、1時間53分も乗車していないといけないので、座れないとかなり辛い。ということで発車の40分前から並びました。

 

前々回に乗車した時は日曜日&梅雨明け直後だった事もあり、10分前くらいにバス乗り場に行ったらすでに長蛇の列で臨時バスも出たのに座る事ができなかったのです。立ち乗りとなったのですが、満員電車並みにギュウギュウに詰め込まれるのでつらかったです(6年前の話だから今は少し配慮されているのかもしれない)。バスは後半ウネウネした山沿いを走るので立っているととても疲れました。なので広河原に着いた頃には登山前なのに疲労感に襲われるハメに……。

平日は空いている日もありますが、時間に余裕のある人は早めに並んだ方が良いです。土日祝お盆時期は特に。

 

 

ということで、早く並んだ甲斐があって座れました。

というか、6月下旬の平日でそんなに並んだ人がいなかったので今回は全員が座れました(笑)。

 

 

途中、バスが山道を登る時に馬力が出ないからと車内クーラーが切られ車内が暑くなり辛くなるというハプニング(?)もありましたが、1時間53分後に広河原に到着。

 

バス乗り場前には新装した広河原山荘がありました。帰りのバスの待ち時間などに軽食を取ったりコーヒーをいただいたりできそうです。

 

 

広河原に着いたらまずはトイレ。広河原インフォメーションセンターの中にトイレがあるのでお借りします。ちなみに洗面台は無いので手は水洗いできません。しっかりアルコール消毒してから出発です。

 

 

さて、まずは広河原インフォメーションセンターの横を通り抜けます。

 

 

するとこのような場所に出ます。

通行止めマークがありますが通って大丈夫。奥へと進みます。

 

 

少し進んだ先で吊り橋を渡るのですが、高所恐怖症の人間にとってはこれがまあまあ怖いです……。

 

 

吊り橋を通過すると旧・広河原山荘に出ます。

 

 

今年は大樺沢ルートが通行禁止なので、全員が白根御池小屋方面へ行く事になります。

 

 

白根御池小屋まではよくある樹林帯の道といったところでしょうか。

 

 

1時間ほどで、山と高原地図に「第1ベンチ」と書いてある場所に到着。展望は特にありませんがベンチがいくつか置いてあります。休憩している人がたくさんいらっしゃいました。

 

 

さらに25分ほど歩いた所に再びベンチが出現。

 

山と高原地図で確認すると第2ベンチの手前でしたが、この先ベンチは出てこなかったので、どうやらここが第2ベンチのようです。(それともGPSの調子が悪かっただけのかな?)

 

 

第2ベンチは少し展望があるのですが、ベンチは1つしかありませんでした。

 

 

さらに先へと進むと「落石注意」の注意書きがありました。

 

 

その先がこちら。確かに斜面から石が落ちてきそうな場所です。実際細かい石が落ちて足元が悪くなっている箇所がありましたが、速やかに、そして注意して渡れば大丈夫。

 

 

登山道の後半で「なんだか傾斜が無くなって平坦な道になってきたなぁ」と感じたら、白根御池はすぐそこです。

 

 

ということで、白根御池小屋に到着しました。

 

 

まずは小屋でテントの受付をします。

 

 

白根御池小屋のテント場は予約制。「南ぷすリザーブ」のHPから予約をします。

予約完了メールにQRコード表示のリンクがあるので、これを受付で見せて手続きします。料金は予約時にクレジットカードで払っているので現金のやりとりをする必要はありません。

 

白根御池小屋テント場

・料金 1人1泊¥1,000

・水代・トイレ代込み

DoCoMo 4Gがつながる

 

 

さて、テント場ですが、大きく分けて2つのゾーンがあります。

まずは池の周辺ゾーン。ロケーション抜群です。広いのでたくさん設営できます。ただし直射日光が当たりまくりです。

 

 

もう1つは木陰ゾーン。景色は皆無です。でも木の影に設営できるので涼しいです。広くは無いので設営できる数は少ないです。

 

 

今回私は迷わず木陰ゾーンに設営。テントの中が暑いと辛いですからね……。

 

 

テント設営後は周囲を散策したり、お昼寝したりとのんびり過ごしました。

 

 

2日目:白根御池小屋〜北岳肩の小屋まで

6/29、2日目06:00の気温は15度でした。

 

 

天気もまずまずといったところで一安心です。

 

 

2日目はまずは北岳肩の小屋までがんばります。

池のそばにあるこちらの分岐を「肩の小屋・北岳山頂」方面に進みます。

 

 

草すべりコースは全体的にガレています。傾斜もまあまああるので息が切れます。

 

 

植生保護柵の横を通って、

 

 

この階段が出てきたら稜線はすぐそこです。

 

 

小太郎尾根分岐に到着。

山と高原地図では白根御池小屋→小太郎尾根分岐のコースタイムは2時間30分です。

この日は稜線に出たら爆風でした。これが歩いていて結構辛かったです。

 

 

小太郎尾根分岐付近から北方面を見ると小太郎山と甲斐駒ヶ岳の素晴らしい景色。さらに奥には八ヶ岳の山々も見えます。

 

 

東方面に目をやると、鳳凰三山がよく見えました。

 

 

そして南東方面には富士山の姿が。

 

 

南方面に目をやると、これから歩く稜線と北岳の姿が見えてテンションが上がります。

 

 

北岳肩の小屋に向かう途中、ちょっとした岩場もありますが、距離も短くルートを示す印もわかりやすいので、普段山に登っている人なら難しくはないでしょう。

 

 

道中にはいくつかのお花が咲いていて心癒されます。

 

 

いくつか岩稜を超えますが、1つ1つの距離は短いので、こちらも普段山に登っている人なら難しくはないと思います。

 

 

上空には薄雲も多かったのですが、北西に見える仙丈ヶ岳の後ろに北アルプス中央アルプスを見ることもできました。

 

 

小太郎分岐から30分ほど歩き進めて北岳肩の小屋に到着。肩の小屋の標高は3,000mです。

小屋は建て替え工事も行いつつ宿泊営業もやっていました。

 

 

テント場は小屋のすぐ脇にあります。富士山を正面に見る事の出来る最高のロケーションです。

 

 

テント場の前に貼られていた案内図。

まずは受付を済ませてから設営をしてくださいとの事でした。

 

北岳肩の小屋テント場

・料金 1人1泊¥1,000

・トイレ代別。1回¥100

・水場は15分程の所にあるがこの日は出ていないとのことなので小屋で1L¥200で購入

DoCoMo 4Gがつながる

 

 

小屋番さんによるとテント場から15分ほどにある水場はまだ出ていないとのことだったので、小屋にある水道から水を購入します。1L¥200です。ただ、お水は白根御池小屋の方が断然美味しいので、体力がある方は白根御池小屋から持って上がった方が良いと思います。

 

 

白根御池小屋を早く出た甲斐あって、最高の位置が空いていたので迷わず設営。ひとりニヤニヤしながら記念撮影。

 

この日は風がとても強かったのでテントが飛ばされそうになっている人もいました。

 

実際北岳肩の小屋のHPはもこんな事が書いてありました。

天候によっては非常に風が強くなり、外出時にテントが飛ばされる事例も過去にいくつもあります。(中略)テント宿泊される方は必ず山岳テントを用意するのはもちろんのこと、確実なテント設営技術を習得してから臨まれることをおすすめします。自信のない方や天候が荒れた場合は小屋泊に変更することもできるかもしれませんので受付にご相談ください。

 

 

テントを張ったら身軽な状態で北岳へ登ります。

でもその前に腹ごしらえ。小屋で何か頂くことにします。

写真がテカっていて見にくいですが、2022年のドリンク・軽食メニューはこちらです。

 

 

今回はカレーライス¥1,200を頼んだのですが……ちょっと小さいかな……。

 

山小屋でご飯をいただけるだけありがたいと思わないといけませんし、ヘリコプター代も値上がりしているし、色々と大変な状況だとは思いますがせめてもう少し量があったら良いのになぁ、と思いました(個人の感想です)。

 

 

2日目その2:北岳肩の小屋〜北岳往復

さて、腹ごしらえも終わったので北岳山頂に向かいます。山頂へは山荘の左脇を通っていきます。

 

 

山頂までの道は概ね明瞭ですがガレ場・岩場の登りが続きます。

 

 

途中に両俣小屋への分岐があります。

 

 

両俣小屋分岐付近は平らで広くなっており、こちらでのんびり景色を楽しんでいる方もいらっしゃいました。

 

 

さらに岩場を歩き進めると、

 

 

北岳の山頂が見えてきました。

 

 

北岳山頂に到着。北岳肩の小屋〜北岳山頂までの山と高原地図コースタイムは50分です。

 

 

前の写真の横にはもう1つ山頂を示す標識が立っています。

 

 

山頂は360度の大展望。特に富士山の眺めが最高です。

 

 

そして北岳の先、北岳山荘・間ノ岳方面の素晴らしい稜線は見ているだけでもスカッとする景色です。

 

 

よく見ると、赤い屋根の北岳山荘が見えます。2022年度は改装中で泊まれませんが、テント泊はできます(要予約)。

 

 

12:57の山頂の気温は18℃でした。

 

 

本来ならば、北岳周辺にこの時期しか咲かない「キタダケソウ」を探すのが普通なのかもしれませんが、今回は探さず肩の小屋まで戻りました。「キタダケソウ」がどこに咲いているかは小屋の人に聞くと教えてもらえますよ。

 

 

帰りは仙丈ヶ岳甲斐駒ヶ岳を眺めながらの下山です。

 

 

北岳肩の小屋が見えてきました。

 

 

テント場まで戻ってきました。少し休憩して夕焼けを待つことにします。

 

2日目その3:北岳肩の小屋付近から見る夕景

ちょっと休憩のつもりがガッツリ寝てしまい、起きて外を見るとすでに空はオレンジがかった色になっていました。

 

 

18:40の気温は12℃。

 

 

富士山もほんのりオレンジ色。

 

 

夕景を見るために小屋前に人が集まり始めました。

 

 

あたりがオレンジとピンクに染まっていく様はとても美しく、いつまでも眺めていたい景色でした。西側に雲が多くて太陽が沈んでいく様子は見る事ができませんでしたが、それでも素敵な夕暮れになりました。

 

 

3日目その1:北岳肩の小屋付近からのご来光

3日目の朝04:09。テントから出ると既に東の空がオレンジに染まっていました。

 

 

富士山方面もほんのり焼けてきました。これは朝焼けが期待出来るかも……。

 

 

しかし、時間が経つにつれ、あれ……

 

 

あれ……?

 

 

あれ〜?スッキリ〜……

残念ながら朝焼けはありませんでした。

 

 

これは6年前の様子

6年前に来た時は爆焼けしたので期待したのですが、なかなかうまくはいかないものですね。

でも、スッキリ晴れてくれただけでもヨシ!

 

 

3日目その2:広河原まで一気に下山、そして風呂と生姜焼き定食

さて、北岳肩の小屋から下山します。

北岳肩の小屋〜広河原までの山と高原地図コースタイムは3時間40分です。

10:00のバスに乗りたいと思っていたのに、なんだかんだで06:40。3時間20分以内に広河原まで行かねばなりません。

 

 

すっきり晴れて景色が最高なので、写真を撮ったり立ち止まったりしてなかなか前に進めません。

 

まあ、10:00のバスに乗れなかったら、広河原山荘で時間を潰して12:00のバスに乗れば良いかな……と最初は思っていたのですが。

 

 

稜線タイムが終わって景色がだんだん楽しめなくなってくると、「10時のバスに間に合いたい……!」という欲が強くなってしまい、

 

 

草すべりコースに入ったあたりからは急ぎ足で下山。

草すべりコースはザレていて傾斜もまあまああるので何度かズルっといきかけてしまいました。危ない危ない。

 

急いだので下山時の写真がほとんど無いのですが、コースとしては下山も同じ道なので、登山道の様子は1日目・2日目を参考にしていただければ……(申し訳ない!)

 

 

なんとか10:00のバスに間に合い、芦安駐車場バス停で途中下車。

 

バスを降りてすぐの建物(白峰会館)で日帰り入浴が出来るので、こちらで汗を流します。

先客が居たのでお風呂や脱衣所の写真は撮れませんでしたが、そんなに広くはありません。洗面台とドライヤーも1つしかないので、タイミングが悪いとドライヤーの待ち時間が長くなるかもしれません。

 

 

お風呂から上がって次のバスの時間まで余裕があったので、食堂で生姜焼き定食をいただきました。これがとても美味しかった。下山後のお肉ってなんでこんなに美味しいんでしょうね。

 

食堂でバスが来るまで時間を潰し、甲府駅行きのバスに乗車。甲府で主人にお土産を買い、あずさに乗って帰路につきました。今回もおつかれやまでした。

 

 

おわりに

日本第2位の標高の岳。富士山や甲斐駒ヶ岳仙丈ヶ岳の眺めが素晴らしく、南アルプス雄大さを感じる山です。

また、北岳肩の小屋のテント場は絶好のロケーション。いつまでも滞在していたい場所でした。

 

ところで私、北岳はこれで3回目なのですが、左俣ルートを通った事が無いのです。次は左俣で行って見たいなと思いつつ、いざ行くとなると小太郎尾根分岐から見る小太郎山と甲斐駒ヶ岳を見たくなってしまうのです。

 

4回目があるのなら、次こそ左俣コースを歩いてみようかな。