2022年3月6日(日)、神奈川県・松田町の「まつだ桜祭り(西平畑公園内)」と「あぐりパーク嵯峨山苑」へ行ってきました。
毎年2月〜3月に行われるまつだ桜祭り。2022年は2/11〜3/6の予定でしたが、例年より気温が低い日が続き開花が遅れたため見頃となったのは3/2、満開となったのは3/4でした(観光協会の発表より)。ちなみに2020年は2/24頃が満開でした。
登山をする人ならまつだ桜まつり(西平畑公園)を散策した後は松田山・最明寺史跡公園方面へ足を運ぶ人が多いと思いますが、今回私は西平畑公園から15分ほど登ったところにあるあぐりパーク嵯峨山苑に寄ってみました。松田山みかんの里・内藤園の敷地内にあり、期間限定で菜の花・桜・梅などの花が楽しめます。西平畑公園よりも標高が高いので遠くの景色もよく見えるスポットです。
まつだ桜まつりの入園料は¥300、あぐりパーク嵯峨山苑の入園料も¥300です。
西平畑公園(まつだ桜まつり開催地)の位置
神奈川県足柄上郡松田町にある西平畑公園。松田山ハーブガーデンがある場所です。山と高原地図は「丹沢」で西平畑公園まではルートが記載されています。
あぐりパーク嵯峨山苑は西平畑公園からさらに15分ほど登ったところにあります。内藤園という企業の敷地のため山と高原地図に記載はありません。
西平畑公園(まつだ桜まつり開催地)のアクセス方法
※松田町役場のHPを見ると駅から徒歩25分とありますが、公園のとりつき(受付)までは15分程です。
・まつだ桜まつり開催中はJR松田駅北口〜西平畑公園は臨時バス(シャトルバス)が運行。2022年は09:30〜16:00まで、30分おきに運行(混雑時増発有)。大人¥160、小人¥80。詳しくは後述「お役立ちリンク」項目の松田町HPよりご確認ください。
参考:新宿からの交通費、費用など
行き
入場料
・まつだ桜まつり ¥300(障害手帳がある場合は無料)
・あぐりパーク嵯峨山苑 ¥300
帰り
計:¥2,172
※臨時バス(シャトルバス)を使う場合はこれに¥160×2が加わります
今回歩いたコース
新松田駅から西平畑公園のとりつきまでは徒歩15分ほど。公園内の階段を登りながら河津桜と菜の花を楽しみます。
その先のあぐりパーク嵯峨山苑に行くには一旦西平畑公園を出る形になり、再入場の際は入場料を払った時にもらえるチケットが必要になるため捨ててしまわないように注意が必要です。西平畑公園からあぐりパーク嵯峨山苑は舗装された林道を登ること15分です。
お役立ちリンク
・松田町HP:桜まつり開催時期やシャトルバスのお知らせなどはこちらで
・松田観光ガイド(松田町観光協会HP):桜まつりの開花状況などはこちらで
・あぐりパーク嵯峨山苑HP:あぐりパーク嵯峨山苑の開園期間などはこちらで
道中の写真など
新松田駅を出たら右に進み、突き当たりを左へ。
まつだ桜まつり開催中は道中に道案内の看板があるので迷うことは無いと思います。
山の斜面に見えるのはあぐりパーク嵯峨山苑。綺麗に色づいています。
道案内の看板通りに歩いていると、途中で富士山がよく見えました。富士山が見えるとテンションが上がりますよね。
松田駅北口の臨時バス乗り場の受付テントに到着。シャトルバスは09:30が始発なのですが、この時まだ08:25。始発まで1時間以上あるため、歩いて会場まで向かいます。
高速道路の下を通り……
看板の通りに進んでいくと……
08:35頃、公園のとりつきに到着。こちらで入場料¥300を支払い公園内に入ります。
さくら祭りは09:00とHPに書いてあったので少し待つようだな……と思っていたのですが、既に受付が開始されていたので早く中に入ることができました。ありがたい。
もらったチケットは再入場に必要なので無くさないようにします。
ここからしばらくは階段を登ります。階段の脇に沢山の河津桜と菜の花が植えられています。
途中で見えた富士山。華やかな河津桜と迫力ある富士山はいつ見ても絵になります。
公園内は菜の花と河津桜がたくさん咲いているので見ていて飽きません。
ところどころに展望が開ける場所もあります。
花見&写真を撮りながらゆっくりと階段を登ること15分ほどで、
階段の終点に到着。菜の花と河津桜はここで一旦終わりです。
階段を登り切ると駐車場の奥に富士山が。
公園内にはあぐりパーク嵯峨山苑の看板がありました。次はこちらに向かいます。
こちらの坂を登り、
さらに奥へ進むと、
公園の出口に出ます。最明寺史跡公園・松田山方面に行く時はこちらを左に行きますが、今回は右へ進みます。
舗装された林道を15分ほど登ると……
あぐりパーク嵯峨山苑に到着。入場料¥300を払って中へ進みます。
敷地に入ると菜の花ロードが出迎えてくれます。
河津桜や菜の花だけかな?と思っていたのですが、梅も咲いていました。
まつだ桜まつりの会場よりも標高が高いので、遠くの景色も楽しめます。こちらは箱根の山方面。
敷地の上の方には富士山が見える場所も。
まつだ桜まつりには何度か来た事があったのですが、実はあぐりパーク嵯峨山苑は今年に入るまで存在を知りませんでした。こんなに素敵な場所があったのに今まで来なかったとは、なんともったいない事をしていたんだろう。
農園の敷地内なので農作業用のレールが敷いてある場所もあります。
また、ところどころにベンチがあるので、ゆっくりのんびり花と景色を楽しむ事ができます。
「ストレス解消の丘」なる場所もあったりして。
(高い場所から大声を出してスッキリしましょう、という事らしいです。)
さくら祭りよりも空いているのもあって、みなさん思い思いに花と景色を楽しんでいました。
あぐりパーク嵯峨山苑、とても良いところでした。入場料はかかるけれど、まつだ桜まつりに来たならこちらにも是非寄って欲しいと思います。
あぐりパーク嵯峨山苑での花見ですっかり満足してしまったので、松田山・最明寺史跡公園へは登りに行かず。さくら祭りのチケットを持って西平畑公園に再入場します。
桜まつりにあったロマンスカーとSL&ロケット乗り場。こちらに乗ろうとしている方も沢山いらっしゃって行列ができていました。
11時近くにもなると桜まつりの会場には大勢の人で賑わっていました。
せっかくなので西畑公園敷地内にある松田山ハーブガーデンの建物にも寄っていきます。建物内では色々とお土産品が売っていたのですが、残念ながら写真は撮れず……。
ハーブガーデンの建物の外ではみかんや桜まつり土産も販売されていたので、今回はこちらで桜だんごと桜まんじゅうをお買い上げ。今思えばみかんも買えばよかったな。
駅に戻ろうとする頃には会場に入るための長蛇の列。これはすごい列だ……。こういうのは早めの時間帯に来た方が良いな、とあらためて思ったのでありました。
おわりに
まつだ桜まつり(西平畑公園)とあぐりパーク嵯峨山苑の散策で、ひとあし早く春の訪れを感じる事ができました。これから色々な場所で色々な花が咲く季節になってきますね。今年は登山やハイキングをしながらできるだけ沢山の花を愛でたいと思っています。